解体工事を妨げる要因「アスベスト」

住人の転居や相続した家屋の放置、会社の倒産などにより増え続けている「空き家」。今や社会問題としても挙げられ、その状況は年々深刻化しています。今回は空き家のアスベストに関する問題について触れていきます。
放置されるアスベスト
築年数の古い建物の解体を妨げる要因として注目されているのが建築材料として多用されていたアスベストです。人体に与える悪影響から問題視されるようになり、解体を行う上では適正な処理が求められ費用が非常に高額に至るケースが散見されます。その結果、対応が先延ばしとなり放置されている状況に至っているのです。
しかし、前回振れたように特定空き家の認定を受け、立ち入り調査の末に指導や勧告を受けた場合は早期の対応が求められます。対応に応じない場合はペナルティとして住宅用地の特例措置が適用されなくなり、固定資産税の高騰や、過料が科せられることもあります。
また、高額な処理費用が発生するアスベストなどの産業廃棄物は、年々高騰の傾向を見せており、今後も続くことが予想されています。さらに近年、社会問題にもなっている人手不足も、工事費用を底上げする要因となっています。改正大気汚染防止法によって規制が高まるアスベスト。今後も放置を続けると、私たちの負担を金銭面で切迫させる状況に至ることが予想されます。
補助金制度の活用で見えてくる解決の兆し
環境問題が重視されている近年、各自治体ではアスベスト対策の補助金が整備されています。札幌市は2021年、吹付建材にアスベストが含まれているかの調査を無料で実施。さらには除去を考えている施工主に対し120万(限度額)の補助金を交付(交付には条件があります)。アスベスト問題に対し意欲的な取り組みを行っています。
また、アスベストに対してだけではなく、各自治体では解体費用助成金や補助金も整備されています。助成金や補助金は受けられる条件こそ定まっているものの、需給できれば自費での負担を減らす事ができる大変便利な制度です。各自治体によって条件や金額が異なり、審査にも時間がかかる場合があるので早め早めの行動で、上手に活用していきましょう。
適切な対応と早期の着工
解体への一歩を踏み出すためにはまず、適切な対応が必要です。気持ちの焦りから、費用が安く、早期着工が可能な業者へ依頼をしてしまうと、追加費用が求められてしまうなんてことも想定されます。
- 業者ごとの費用比較がしたい
- 詳しい人の意見も聞きたい
- 補助金についても相談したい
弊社では、そんな解体にあたる施工主様のお悩みを全面的にサポートする体制を整えています。複数の業者で費用を比較するため、解体にあたっての相場を把握する事が出来、第三者の視点でアドバイスもさせていただきます。
是非一度、ご相談ください。